無料で英会話TOP > 英会話のポイント > 英語の大文字の使い方
英語の文字には、大文字と小文字があります。日本語には漢字、ひらがな、カタカナがありますので、
それに比べたら種類も数も英語のほうが少ないですね。しかし、その使い方は日本語とは違います。
英語のアルファベットでは「A B C D E・・・」のような大文字と、「a b c d e・・・」のような小文字があります。
通常の文章ではそのほとんどは小文字で書きますが、所々で大文字が使われます。
例えば日本人が音楽グループのビートルズを文字にする場合にはどう書くでしょうか。
「BEATLES」のように全て大文字で書く人もいるでしょうし、「beatles」のように全て小文字で書く人もいるでしょう。
もちろんスペルが合っているので、これが間違いというわけではありません。
しかし、英語では「The Beatles」と書くのが一般的です。
どのような場合に大文字が使われているのでしょうか。また、規則みたいなものはあるのでしょうか。
Hi.(こんにちは)
Excuse me.(すみません)
Just go straight.(まっすぐ行って下さい)
上の文では、最初の文字はすべて大文字になっています。
このように英語には、「文の最初の文字は大文字にする」という決まりがあります。
日本語で文章を書く時は、読みやすくする為に段落の最初の1文字分を空けてから文章を書きますが、
英語でも同じようなインデント(indent:字下げ)の習慣があります。
英語では1文字ということではなく、パソコンならTABキーを押すことで、
設定した数文字分がインデントされます。
英語では、インデントに加えて1つの分の最初の文字は大文字にします。
The Beatles(ザ・ビートルズ:グループ名)
Tokyo Japan(日本の東京:住所など都市名や地区名)
Mount Fuji, the Tone River(富士山、利根川:山や川などの名前)
のように、固有名詞の最初の文字は大文字になります。
Yes, I am.(はいそうです)のように、
1人称の代名詞では最初の文字が大文字(Iは1文字だけですのでそのままIが大文字)になります。
Christopher Columbus(クリストファー・コロンブス)
George Washington(ジョージ・ワシントン)
Taro Yamada(山田 太郎)
のように、人の名前ではファーストネームとラストネームの最初の文字がそれぞれ大文字になります。
January(1月)、February(2月)
Monday(月曜日)、Tuesday(火曜日)
Spring(春)、Summer(夏)
のように、月名、曜日、季節を表す最初の文字が大文字になります。