英語・英会話学習の効果的な方法とは

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英会話の効果的な学習法とは?

英会話の効果的な学習法のイメージ写真 人の一生は限られています。その限られた時間の中で仕事したり、遊んだり、食事したり睡眠したり、と、 いろいろやらなければなりません。 そんな毎日を過ごしている中で、あなたは英語を身につけたいと思っている訳です。 つまり、可能なら、出来るだけ時間はかけずに、しかもお金もできるだけ安く 英語を身につける方法があればそれに越したことはありません。 それを実現するには少し工夫が必要です。

なぜ多くの日本人は英語が苦手なのか

「 This is a pen. 」
これは以前、日本人の多くが中学生の時に最初に習った英語です。 最近は小学生から英語の勉強をする学校もあるようですが、 日本人は中学、高校と英語を習っても身についている人はほとんどいないと言ってよいのではないでしょうか。 これは、日本の英語教育は、文章の読み書き中心の文法教育であった為に、身につく(体で覚える)という ものではなく、頭、つまり理論的に理解するような勉強法であったので、 よほど興味がないとなかなか身につきにくく、特に会話はほとんど出来る人はいないに等しい状態です。

中学、高校の英語の授業は、英語の先生のほとんどが日本人であったので、 ネイティブスピーカーの英語の発音をする事ができない為に、 日本人はその日本人なまりの英語の発音に慣れてしまっていて、実際にネイティブスピーカーの外国人と会話しても 相手の言っている事がわからないという事態になってしまうのです。

これは、英語独特の高い周波数の音や「l」と「r」や「b」と「v」の発音の違いや、「th」などの発音が日本人の英語の先生では うまくできない事と、英会話での単語が繋がった発音、例えば「Want to」などは「wanna(ワナ)」、「going to」は「gonna(ゴナ)」 と発音したりするので、これを「ウォン トゥ」や「ゴーイング トゥ」という発音でしか習わなかった日本人には 何を言っているのかわからないという状態になってしまうのです。

英語を早く身につけるヒント

英語を習得する目的はいろいろあるかと思います。 例えば海外旅行で言葉に困らないようにしたい、仕事で外国人と会話しなければならない、 英語のドキュメントを扱ってるので内容がわかるようになりたい、インターネットで海外のショップから商品を購入したい、 将来翻訳家や通訳の仕事がしたい、日本と外国の橋渡しの仕事がしたい等です。

英語を覚えたい目的が何であれ、英語を覚えるヒントとなるのが全世界共通の、「言葉を覚えるプロセス」が参考になります。 言葉を覚えるプロセスとは、赤ちゃんが言葉を覚えるプロセスと言ってよいでしょう。 あなたが日本人であるならば日本語を話している時に、文法を考えながら話しますか? また、子供の時に主語や述語、目的語などと意識して話したり読み書きをしていましたか? おそらく殆どんどの人は、文法などを意識していないにもかかわらず日本語を話したり、読み書きが出来るようになっていたはずです。

赤ちゃんが言葉を覚えるのは、おかあさんやまわりの人の言葉を何度も聞いているうちに、 少しずつ簡単な単語から繰り返して言葉を覚えるというものです。 このプロセスには文法などはまったく意味を持ちません。

最初は「ママ」や「パパ」など発音はおぼつかないまでも、それを繰り返し繰り返し聞いて反復していると、 だんだん発音も良くなって行き、言葉を体で覚えてゆくのです。 そのうちにいろいろな物の名前や動作などの言葉の使い方を繰り返し繰り返し言葉として発しているうちに 会話が成り立つようになります。

ある程度の会話がわかるようになると、今度は文字を読んだり書いたりします。 いままで言葉として発していたものが文字に置き換わって頭に入って行きます。

同じ事が、英語を身につける時にも応用できます。 この言葉を身につけるプロセスの中に主語とか述語とか冠詞、名詞、動詞などという文法はまったく必要ないのです。 このように赤ちゃんが言葉を覚えるプロセスを基本とすれば、外国語であっても同じようなプロセスで成人であっても 習得が早くできるという事です。

基本的な英会話学習の流れ